ちょっと建築: 10月 2021

2021年10月3日日曜日

#ZEH(ゼッチ)

🏰じょしょう・ジョショウ・序章             

このブログは、低所得者である私が低所得者ゆえに歩まなければならない道と世間から入る多くの情報や溢れる画像を横目に憧れる ” 一流、最高、格調高い、王道の ” を少しでも味わい分かち合いたいと考えたものである。






🏡ZEHとは                       

Net Zero Energy House (ネット ゼロ エネルギー ハウス)の略で高い設備やアイテムを導入することで、一次エネルギー消費量を「ZERO」にする事を目指した国の計画です。

2014年4月の閣議決定において
・2020年までに標準的な新築住宅でZEHの実現を目指す
・2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指す

これは、2020年以降の新築住宅において再生可能エネルギー等を導入することで創るエネルギー😊と使うエネルギー😟である一次エネルギーの「空調」「給湯」「照明」「換気」を年間をとおして「±0」にする自給自足型の住宅づくりです。その際、現在の室内環境の質を変えずにZEHさせます。
















🏡創るエネルギー😊               

創るエネルギーといえば太陽光発電です。パネルを屋根に設置すれば電気が創れるZEHには欠かせないものです。しかしながら太陽光発電はパネル一枚で200wくらいの発電量です。天気に左右され夜は発電しません。また、屋根の形や土地の環境などで発電量が違い太陽光発電だけでのZEHは厳しいかと考えます。
















🏡四つの力で省エネ               

創るエネルギーの他にZEHには使うエネルギーを抑える省エネがあります。一般的な家庭において一次エネルギーの消費の目安として電気の使用量に当てはめると2014年度で月に430kwhです。一日平均14kwhです。ZEHの推進する削減は今のところ20パーセント以上なので14kwh×20%=2.8kwhで約3kwhになります。これを現代の高性能技術でZEHするのだと考えます。


これらを補う為の4つの力があります。
   一つ✔  🌱自然の力
   二つ✔  👊自分の力
   三つ✔  🔨業者の力
   四つ✔  🔌製品の力














🏡使うエネルギー😟               

まずは「照明」です。外の光を取り入れる為に🔨業者の力が必要です。日中でも薄暗い間取りの設計は論外、暗い場所でも天窓やサッシの工夫で明るさが確保できます。また、感知センサーの付いた照明は必要な時のピーポイントな省エネです。LED電球や節電モードのある家電を使うのは🔌製品の力と👊自分の力です。

次は「給湯」です。これは、ハイブリット給湯器など高い設備やお湯づくりの模索になるので🔌製品の力と👊自分の力になります。


気になる「空調」です。断熱性を重視した気密性の高い家は湿度と室内温度を設備によってコントロールします。夏は涼しく冬は暖かい、理想的な快適空間ができます。しかしながらすべて空調を設備管理するということは多くのエネルギーが必要になります。ZEHには自然を取り入れた環境が大切です。なかでも風は建物にとっても大切で、風の流れる間取りにすることにより気候に適した環境づくりとなります。年間をとおすと冷暖房機器と住宅性能の組み合わせは必要なのでないかと思われます。これは🔨業者の力と🌱自然の力です。




最後に「換気」です。現在コロナ禍で飲食業は換気に注意を払っています。清浄した空気は爽やかで空気清浄器はこれはら必要アイテムとなるでしょう。本来、部屋の換気は一時間に一回は必要です。また、湿気の多い時期の対策としても気密性を高くするということは多くのエネルギーが必要になってしまいます。やはり、設計や建材で補う🔨業者の力が大切です。
















🏡未来に向けて                 

ZEHは未来に向けての一歩です。ZEHは今までの省エネから住宅の性能と現在のハイテク技術や建築業界での大がかりな省エネの取り組みです。現段階では初期費用に頼る面が多いかと思いますが、我々が日頃、何が出来るか、どうすればよいのかを考えてエネルギーの削減をしていくということは地球環境を大切することだと考えます。