🏰じょしょう・ジョショウ・序章
このブログは、低所得者である私が低所得者ゆえに歩まなければならない道と世間から入る多くの情報や溢れる画像を横目に憧れる ” 一流、最高、格調高い、王道の ” を少しでも味わい分かち合いたいと考えたものである。
人生１００年時代いわれる昨今、ライフステージの変化と共に住み替えをする人が増えています。そこで不動産の売却の際にホームステージングをすると査定価格が変わるといわれています。ホームステージングとは売却する物件にインテリアコーディネートをすることで購入希望者に良い印象を与え売却活動を円滑にするサービスです。これは４０年以上前から欧米で普及しており日本でもここ数年で効果が知られるようになりました。
🏡見学者
最近はいろいろな物がインターネットで購入できます。不動産も同様で購入希望者の第一段階はネットサーフィンで家を探している人が多いようです。購入希望者は条件が合えば見学者として訪れてくれますが、足を踏み入れてから数分でその家が好みかどうかを判断します。もしも、ここが空っぽな広い空間だとしたら、生活するイメージを想像させるのは困難です。もしも、ここがホームステージングされて素敵な家具がしつらえていたら、見学者に良い印象を与えることができます。またそれは購入希望者の時間の節約にもなるのです。
🏡ホームステージングの仕事
人は皆、自分の不動産は少しでも高く売りたいものです。そこでホームステージングは有効だと考えます。ホームステージングの仕事の流れは業者によって多少違いますが、まずはステージングする部屋を決めて部屋全体をクリーニングと補修をします。傷や汚れは物件の印象を悪くしますので念入りに行います。中にはアクセントクロスを貼って部屋の印象を変えたりもします。その後センスの良い家具や小物をインテリアコーディネートをし見栄えの良い空間にしていきます。ホームステージングは生活空間を演出することで見学者の購入意欲をアップさせます。ただ、家を売るのではなく商品にしてから売るのです。
センスの良い家具や小物がしつらえられ、中にはクライアントには手が出せないような物もあります。例えば、高級マンションの物件では花柄のピンクのソファを設置したり、コンテンポラリーな物件では北欧スタイルの家具が配置されました。不動産市場のトレンドや家の建築様式でステージングされるのです。家具は詰め込み過ぎません。
ホームステージングのプロであるホームステージャーはステージングや撤収の際に家に損害を与えた場合に備えて総合保険に入っています。また、クライアントにも使用する家具の損害責任についての保険を要求します。
🏡ホームステージングの費用
ホームステージングに掛かる費用については幅がありますが面積で決めるホームステージャーもいますが欧米のホームステージング概要によれば中央値で６７５ドルであり、だいたい４万～２０万円というところです。しかしながら、家の状態等によりはなかなか検討者が集まらない場合は費用の回収ができない可能性も考えられます。
また、不動産仲介会社が負担するケースもあります。売却の際無料のサービスを提供してくれる会社もあるようです。
🏡流通と中古物件
欧米では購入した家を手入れをして不動産価値を上げ住み替えの時期がきたら資産として売却するという考え方があります。日本でも若い人を中心に中古物件が注目されていて、価格が安い面もありますがDIYで家をカスタマイズしインターネットで配信して”いいね”や収益を得ています。賃貸では思い切ったリフォームはできないですが持ち家ならば自由な発想で自分流にお家をアレンジできます。それは今後の中古物件の在り方を変えていきます。物件が流通に流れると家の寿命は短くなると考えられてきました。しかし、これからは多くの人の手が加わることで家が新しく生まれ変わり寿命も延びるのではないかと考えられています。
